かわぐちかいじのコミックを実写映画化したミリタリーサスペンス『空母いぶき』を見たので紹介。
かわぐちかいじ作品は「沈黙の艦隊」はアニメで観ていました、本映画の原作「空母いぶき」は観ていない状態で映画を見ましたが普通に面白かったです。
艦長の西島秀俊と副艦長の佐々木蔵之介がカッコ良いし、それ以外の役者さんも超豪華でした、役者だけでなく監督が「ホワイトアウト」などを手掛けた若松節朗、脚本を「機動警察パトレイバー」の伊藤和典と「亡国のイージス」の長谷川康夫、企画に「ローレライ」「亡国のイージス」などの作家福井晴敏と制作メンバーも超豪華な大作映画です。
★★ストーリー★★
20XX年。日本の最南端沖で国籍不明の漁船20隻が領土の一部を占拠して海上保安庁の隊員を拘束する事態が発生。日本政府は、初の航空機搭載型護衛艦「いぶき」をメインにした護衛艦群を現場に派遣。航空自衛隊出身のいぶきの艦長・秋津竜太と海上自衛隊出身の副長・新波歳也は、この未曽有の事態を収束しようとするが……。
【注目ポイント】
・「いぶき」をメインにした護衛艦群は占拠された領土を奪還する事は出来るのか?
・自衛隊は他国の軍事勢力にどう対抗するのか?
上記の注目ポイントは是非、映画館で確認してみてください。
★★個人的感想★★
現在の日本が置かれている国際関係や憲法9条の現状など多くの課題をかかえた状態で他国の軍事勢力に領土を占拠された際に日本は、自衛隊は、どの様に対応するのか等、見た後に戦争について考える事が出来る作品でした。
最新鋭戦闘機F35の戦闘や海自潜水艦やイージス艦によるミサイル戦など海上、海中、空中での戦闘は迫力があり邦画ではスケールの大きい作品でした。
国民の反応の描写としてコンビニ店内で話が進みましが、正直必要なかったような気がしました、しかも主演が中井貴一で俳優の無駄遣い感がありました。
ただ、ハリウッドの戦艦、潜水艇映画(ハンターキラー等)と比べると物足りなさは正直ありますが、豪華出演と緊迫のストーリー展開で個人的には楽しめました。
ネットの評価はあまり高くないですが、緊迫のストーリーと迫力の映像が楽しめたので個人的にはオススメな作品です。
<<作品情報>>
作品名:空母いぶき
劇場公開日:2019年05月24日
上映時間:134分
公式HP:https://kuboibuki.jp/
★★空母いぶき関連が見れるVOD★★
(2019/5/27更新情報)
以下の動画配信サービスで、かわぐちかいじ作品のアニメ版「沈黙の艦隊」の鑑賞可能です。
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