アメリカンドリームを絵に描いたような町サバービコンを舞台にしたコメディサスペンス映画『サバービコン 仮面を被った街』を観たので感想と鑑賞できる動画配信サービス(VOD)を紹介。
1950年代に実際に起きた人種差別暴動をモチーフに、一見だれもが幸せに暮らしているように見える新興住宅街サバービコンの闇と、ある一家が崩壊していく様子を昔のアメリカホームドラマタッチで描くクライムサスペンス映画。
派手ではないが、予想もつかせない巧みなストーリー展開が得意な、コーエン兄弟が脚本を書い書き、俳優のジョージ・クルーニー監督で映画化、主演は「ジェイソン・ボーン」シリーズのマット・デイモンと最強の布陣で作ったクライムサスペンス映画。
★★ストーリー★★
1950年代の新興住宅街サバービコン。アメリカン・ドリームを実現したような明るく平和な街で、少年ニッキーは会社員の父ガードナー、足の不自由な母ローズ、彼女の面倒を見る伯母マーガレットと暮らしていた。彼は、隣家に越してきた黒人一家の息子アンディと仲良くなる。ある日、家に押し入ってきた強盗たちにクロロホルムをかがされたローズが、この世を去ってしまうのだが…。
【注目ポイント】
・ローズは何故殺されたのか?
・ガードナー家の裏の顔とは?
注目ポイントは是非、動画配信サイト(VOD)で鑑賞して確認して下さい。
★★個人的感想★★
本作は1950年代に米国で起きた人種差別暴動をモチーフしており暴動の裏で起きた事件が描かれておりました、予告を観ると黒人家族と街の話かと思ってましたが、実際は街に住むある白人家族の話で内容は予想と違ってました。
一見幸せそうな、ある一家が崩壊していく様子と犯罪者の末路をブラックな笑いで描いたコーエン節満載のクライムサスペンスエンターテインメント作品て感じでした。
好き嫌いが分かれる作品て感じがしました、正直、話が淡々と進み途中眠くなりましたが、アメリカンドリームを絵に描いたよう街並みなのにダークな雰囲気や予測出来ないストーリーなど全体的には楽しめる作品でした。
色々な「違和感」が現れます、その真相は映画で確認してみて下さい。個人的は、何を意味するのか?分かりませんでした。
【何かおかしい!違和感10個】
①舞台となる街「サバービコン」が、あまりにも“理想的”過ぎ。
②少年の父は、なぜメガネが割れ、ワイシャツに血が付いているのか?
③伯母はなぜ笑顔なのに、手にしたカップが割れているのか?
④黒人一家が越してきたとき、一瞬にして街の雰囲気が変わるは何故?
⑤どうして場面には合わないジャズが流れるのか?
⑥ジュリアン・ムーアが、なぜか2役をやっているのか?
⑦なぜこの街の天気は、いつも快晴なのか?
⑧立ち並ぶ家々が、形が均一でカラフルすぎる?
⑨度々映り込む、スーパーの前の遊具は何を意味するのか?
⑩過剰すぎるほどの伯父の少年への絡み。
<<作品情報>>
作品名:サバービコン仮面を被った街
劇場公開日:2018年5月4日
上映時間:104分
公式HP:http://suburbicon.jp/
★★サバービコン仮面を被った街が見れるVOD★★
(2019/8/11更新情報)
サバービコン仮面を被った街は動画配信サイトU-NEXTで視聴可能です。
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