第二次世界大戦後の日本を舞台に1人のアメリカ人が任侠の世界で生きていく姿を描いたヤクザ映画『アウトサイダー』を見たので感想と鑑賞できる動画配信サービス(VOD)を紹介。
本作品はNetfilx配信映画で第二次世界大戦後の日本のヤクザ世界で生きる事になった1人のアメリカ人を描いたアメリカン制作の任侠映画で邦画とは違ったダークで幻想的な日本が描かれた作品。
監督は『ヒトラーの忘れもの』のマーチン・サントフリート、主演は『スーサイドスクワット』でDCの人気ヴィランのジョーカーやかダラス・バイヤーズクラブ』でオスカーを獲得した俳優ジャレッド・レト、日本からは浅野忠信、椎名桔平、忽那汐里など世界でも活躍している俳優陣が参戦。
本作品主演のジャレッド・レトの新作映画でソニー・ピクチャーズ製作の『スパイダーマン』のヴィランを主役にしたシリーズの新作映画『モービウス』が予想以上に面白そうで期待です。
<モービウスの予告編>
★★ストーリー★★
日本で捕らわれたアメリカ兵ニックは、大阪の白松組に所属する清の命を刑務所で救ったことをきっかけに、清と固い絆で結ばれる。やがてニックは白松組の組長と杯を交わし日本の裏社会で生きることを決意するが、清の兄弟分であるオロチはニックの存在を疎ましく感じ、排除しようとする。そんな中、白松組と緊張状態にあった神戸の新興勢力との間に、ついに抗争が勃発する。
【注目ポイント】
・白松組と神戸の新興勢力との抗争の行方は?
・ニックで日本で見つけた居場所とは?
注目ポイントは是非、動画配信サイトで確認して下さい。
★★個人的感想★★
作品を観た率直な感想としては、1989年に公開されたリドリースコット監督の映画『ブラックレイン』の様な映画を作りたかったのかな?と感じがしました。
ダークで幻想的な日本の映像や男同士の友情などが『ブラックレイン』と似てる感じがあり映像に関しては『ブラックレイン』に負けないぐらいの映像美でザ日本的な相撲や着物などの映像も結構カッコ良く映し出されており個人的には好きでした。
ヤクザ映画なので北野武監督の『アウトレイジ』の様な映画を想像してましたが、アクションやバイオレンスな映像は控えめで男同士の友情など主人公の生き方を淡々と描いた作品になっており少し期待外れでした。
キャラクターに関しては、ジャレッド・レトが演じたニックは無口で凶暴だが義理と人情熱いキャラクターが結構良かったです。ただ本作品の悪役のキャラクターが圧倒的に弱いのが残念でした『ブラックレイン』では悪役として松田優作が圧倒的な存在感を出していましたが本作品の『アウトサイダー』では悪役の存在感が薄く残念な感じでした。
Netfilxオリジナル映画ですが日本の劇場公開映画より美術などお金がかかってる感じがありネット配信映画ですが、大作映画の様なスケールの大きさでした。
『ブラックレイン』の様な映画が好きな人にオススメの一本です。
<<作品情報>>
作品名:アウトサイダー
配信日:2018年3月9日
上映時間:109分
★★ アウトサイダーが観れるVOD★★
(2020/1/27更新情報)
アウトサイダーは動画配信サイトNetfilxで視聴可能です。