なぜ、この土地では少女ばかりが殺されるのか!衝撃の事実をもとにしたサスペンス映画『ウインド・リバー』

「なぜ、この土地では少女ばかりが殺されるのか・・・」アメリカの先住民保留地を舞台にしたサスペンス映画『ウインド・リバー』を見たので感想と鑑賞できる動画配信サイト(VOD)を紹介。

アメリカの先住民保留地の過酷生活ぶりとアメリカが抱える闇に切り込んだ社会派サスペンスで、手に汗握るスリリングな展開と衝撃の真相が明らかになる骨太社会派映画でした。

本映画の舞台は先住民のアボリジニが暮らす先住民保留地で、この場所では数多くの事件が発生しているにも関わらず失踪者、死亡者数の人数が未だ分かっていない、しかも事件として扱われなければ調査すらされないという実態が起きている場所らしいです、自分もネットや本で読んだだけなので詳しくは分かりませんが、この映画はそんなアメリカのタブーを真正面から描いた骨太社会派映画です。

★★ストーリー★★
厳寒の大自然に囲まれたアメリカ中西部ワイオミング州。先住民族が住む深い雪に囲まれたウインド・リバーで、地元のベテランハンターであるコリー・ランバートが少女の凍死体を発見する。FBIの新人捜査官ジェーン・バナーが派遣され、1人で捜査を開始するが雪山の厳しい自然環境や不安定な気候で難航する。ジェーンは、遺体の第一発見者でありウインド・リバー一帯に詳しい地元のベテランハンターのコリー・ランバートの手を借りて調べを進めていく。

【注目ポイント】
 ・何故、少女は殺されたのか?
 ・アメリカが抱える闇とは?先住民保留地の実態は?
 ・ジェーンとコリーは犯人を見つける事が出来るのか?

注目ポイントは是非、動画配信サイト(VOD)で鑑賞して確認して下さい。

★★個人的感想★★
この映画、MARVEL好きには嬉しい配役で『アベンジャーズ』のホークアイ役のジェレミー・レナーとスカーレットウィッチ役のエリザベス・オルセンが共演してました。

話はシンプルで捜査官と地元のハンターが少女の凍死体の謎を解決していく話ですが、話の中でネイティブアメリカン保留地に追いやられた人々の闇が織り交ぜてあり重厚な映画になってました。

ベテランハンター役のジェレミー・レナーが燻し銀の演技でメチャかっこ良かったです。

ビックリしたのが終盤の銃撃戦で謎解き映画と思っていたのでビックリです。

アクション映画の様にスタイリッシュでなく突然に淡々と撃ち合いが始まる感じがリアルな感じで怖かったです。

派手な娯楽映画は勿論良いですが、たまに濃厚な映画を見るのも良いですね。

<<作品情報>>
 作品名:ウインド・リバー
 劇場公開日:2018年7月27日
 上映時間:107分
 公式HP:http://wind-river.jp/

★★ウインド・リバーが見れるVOD★★
(2019/5/29更新情報)

『ウインド・リバー』は以下の動画配信サービスの会員になると鑑賞可能です。

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