暑い夜に背筋がゾッとする恐怖映画はどうですか?「絶対に逃げられない」恐怖を描いた話題のホラー映画『ヘレディタリー/継承』を見たので感想と鑑賞できる動画配信サービス(VOD)を紹介。
亡くなった祖母から忌まわしい“何か”を受け継いだ家族が見えない何か追い詰めらて行く、逃げられない恐怖を描いた物語。
本作品は今話題の映画スタジオ「A24」の作品で、「A24」の代表作品としては、ブリー・ラーソンがアカデミー主演女優賞を受賞した『ルーム』や『ムーンライト』など低予算で個性的な作品を生みだすスタジオです。
今回、紹介する作品も個性的であり恐怖の描き方が斬新、冒頭から得体の知れない不気味さ満載で見る者を精神的にジワジワと追い詰めていく恐怖がある映画。
★★ストーリー★★
ある日、祖母エレンが亡くなったグラハム家。娘のアニーは、母に愛憎交じりの感情を抱きつつも、残された家族と一緒に葬儀を行う。祖母が亡くなった悲しみを乗り越えようとするグラハム家では、不思議な光が部屋を走ったり、暗闇に誰かの気配がしたりするなど不可解な現象が頻発。最悪な事態に陥った一家は修復不能なまでに崩壊してしまうが、亡くなったエレンの遺品が収められた箱に「私を憎まないで」と書かれたメモが挟まれていた。
【注目ポイント】
・祖母から受け継いだ忌まわしい“何か”とはいったい?
・冒頭の映像のミニチュアが意味する事は?
・壁に描かれた不可解な言葉は何を意味するのか?
注目ポイントは是非、動画配信サイト(VOD)で鑑賞して確認して下さい。
★★個人的感想★★
この映画、色々感想を書くとネタバレになってしまう為、正直あまり書けませんが怖いと言うより不気味で気持ち悪い雰囲気の映画でした。
この映画が凄いのが巧妙に仕組まれた“伏線”で冒頭のミニチュアシーン、祖母エレンの葬儀シーン、壁に描かれた不可解なワードなど全てのシーンやセリフが終盤に繋がるキーワードになってるのが凄い!そして最後に恐るべき恐怖の“真実”が明らかになります。
また、映画に登場する女性が皆んな不気味で、特に口数が少ない娘のアニーの不気味度は凄かったし、母親役のトニ・コレットの叫ぶ顔が一番怖かったです(笑)
また、恐怖を盛り上げるミニチュアの小道具や不気味な音楽など気持ち悪さの演出が凄かったです。
個人的には面白かった作品ですが、一般受けはしない作品ですが、B級ホラー映画好きにオススメな作品だと思いました。
<<作品情報>>
作品名:ヘレディタリー/継承
劇場公開日:2018年11月30日
上映時間:127分
公式サイト:http://hereditary-movie.jp/
★★ヘレディタリー/継承が見れるVOD★★
(2019/6/12更新情報)
ヘレディタリー/継承は動画配信サイトU-NEXTで視聴可能です。
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