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世界中で親しまれている癒し系キャラのウサギがイメージ違いすぎてビックリの映画『ピーターラビット』を見たので感想と鑑賞できる動画配信サービス(VOD)を紹介。

100年以上も愛され続けてきたビアトリクス・ポターによるイギリスの名作絵本「ピーターラビット」初のハリウッド実写映画で、日本では癒し系のイメージが強いピーターラビットですが、本作品では青いジャケットを着た野ウサギのピーターが歌って踊るだけでなく畑から追い払おうとする人間と大喧嘩するドタバタコメディ映画になっています。

第1作が全世界興行収入が386億円を突破する大ヒットとなったので続編の「ピーターラビット2 バーナバスの誘惑」が製作されました。続編ではマグレガーと喧嘩して湖水地方を飛び出したピーターが都会で大冒険する話らしく、日本では2020年5月22日に公開予定です。（※コロナの影響で公開日が変更なる可能性があります。）

監督は『ANNIE アニー』『ステイ・フレンズ』などのウィル・グラック、主演は『ノウイング』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』などのローズ・バーン、『ハリー・ポッターと死の秘宝』『アンナ・カレーニナ』などのドーナル・グリーソン、動物たちの声をマーゴット・ロビー、エリザベス・デビッキ、デイジー・リドリーが演じている。

★★ストーリー★★
イギリスの湖水地方。いたずら好きなうさぎのピーターと心優しい女性ビアが暮らす家の隣に、ロンドンから神経質そうな青年マグレガーが引っ越してきた。彼がビアに惹かれたことで、ピーターとマグレガーはライバル関係になる。さまざまないたずらを仕掛けるピーターに、マグレガーも反撃を試みるが……。

【注目ポイント】
　・ピーターとビアとマグレガーの関係はどうなるのか？
　・ピーターとマグレガーの悪戯合戦の行方は？

注目ポイントは動画配信サイトで確認して下さい。

★★個人的感想★★
ピーターラビットの絵本をキチンと全部読んだことがなく挿絵のイメージでピーターラビットは癒し系のキャラ設定のイメージで内容もフィンランドの作家トーベ・ヤンソンが描いた「ムーミン」の様な、動物達のほのぼのした日常を描いた作品だと思っていましたが、ピーターラビットのキャラ設定が歌って踊ってラップまで披露する現代の若者風キャラクターで、内容も悪戯ドタバタコメディで個人的な勝手なイメージでしたが、日常のびりほのぼの映画と全然違う作品でビックリしました。

ピーターとマグレガーの対決(悪戯？)が話の中心になりますが、悪戯？が”電気ショックの罠”を仕掛けたりと映画『ホームアローン』に似ている感じはしましたが、個人的には懐かしい昔のコメディ映画を見ているようで楽しめました。少しピーターがやり過ぎでマグレガーが可哀想な気もしましたがブラックコメディ映画としてみれば楽しめます。絵本の挿絵のようなほのぼの風景をイメージして鑑賞すると痛い目を見ます。

動物達の動きは自然で本当に実在しているかのようなリアルさ、ピーターのモフモフした毛並みの表現は凄いの一言でCGと実写の融合は素晴らしいです。また、イギリスの湖水地方の石造りの建物や田舎町、美しい湖は絵本の世界そのままで素晴らしいです。

賛否両論の作品ですが絵本の挿絵のイメージ抜きでファミリーコメディ映画として見れば凄く楽しめます、最近は自宅で過ごす事が多いと思いますが、子供から大人まで家族全員で爆笑して楽しめるファミリー映画です。