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絶対王者のフェラーリをル・マン24時間耐久レースで倒す事を指示された下請け企業の奮闘を描いた映画『フォードvsフェラーリ』を観たので紹介。

 

本作品は実話をベースにした作品で1963年フォード社はフォード・モーターでレースに参戦したいと考えますが問題がありました、それは、フォード社の製品には　スポーツカーがなかった事、そこで、考えたのがサーキットで好成績を挙げているフェラーリを買収することでしたが、フォード社は1000万ドルを提示しましたが、交渉は決裂で怒ったフォード社は自前のレースチームを立ち上げアメリカ最高のレーシングカー「GT40」を作りル・マン24時間耐久レースに臨むのだが•••。

監督は『LOGAN ローガン』『3時10分、決断のとき』など男臭い作品が得意なジェームズ・マンゴールド監督、出演は『オデッセイ』などのマット・デイモン、『ザ・ファイター』などのクリスチャン・ベイル。

 

カーレース界でフェラーリが圧倒的な力を持っていた1966年、エンジニアのキャロル・シェルビーはフォード・モーター社からル・マンでの勝利を命じられる。敵を圧倒する新車開発に励む彼は、型破りなイギリス人レーサー、ケン・マイルズに目をつける。時間も資金も限られた中、二人はフェラーリに勝利するため力を合わせて試練を乗り越えていく。

 

　・時間も資金も限られた中で新車を開発出来るのか？

　・フォードはル・マン24時間耐久レースでフェラーリに勝てるのか？

 

注目ポイントは是非、劇場で確認して下さい。

 

冒頭と後半のルマン24時間のレースシーンは迫力満点で凄いです、まるで自分が運転席にいるような臨場感で座席で思わずアクセルを踏んでしまいます、この映画は絶対に大きな画面の映画館で観ないと損する作品です。

 

本作品はレースの勝敗だけで無く、勝利だけで無く企業論理や会社アピールの為、無理難題を言ってくる大企業と勝利のため良い物を作りたい下請け中小企業との戦いも見どころの一つで、レース映画だけで無く『下町ロケット』の様な企業ドラマにもなっていました。

 

シェルビーとマイルズの熱い男の友情も見所の一つで基本的意見が合わないため、直ぐに揉めますが殴り合いで解決とヤンキー漫画の様な展開が熱いですし、喧嘩ばかりしているが、心の奥ではお互いを信頼している感じも良かったです。

 

車好きや迫力満点のレースシーンが見たい人にオススメの作品です。

 

　作品名：フォードvsフェラーリ

　劇場公開日：2020年1月10日

　上映時間：153分

　公式HP：http://www.foxmovies-jp.com/fordvsferrari/sp/