人が踏み込んではいけない領域に足を踏み込んだ人達の恐怖を描いたホラー映画『ザ・ヴォイド 変異世界』を観たので紹介。
本作品はヒューマントラストシネマ渋谷で定期的に開催されている日本で劇場公開されていない注目作や新作を集めた特集上映会「未体験ゾーンの映画たち」の2018年に開催された時に上映された作品で、70年代、80年代の不気味な雰囲気と手作り感溢れるクリーチャーと先の読めない展開が魅力の超進化系ハイブリッドホラーで夜、人里離れた病院で常識の範囲を超えた現象に遭遇した人達の恐怖を描いたホラー作品。
監督は『ファーザーズ・デイ 野獣のはらわた』『マンボーグ』などのジェレミー・ギレスピー&スティーブン・コスタンスキ監督、主演は『恐怖ノ黒洋館』などのアーロン・プール、『サバイバル・オブ・ザ・デッド』などのキャスリーン・マンローが出演。
★★ストーリー★★
夜も更けたころ、パトロールに出た保安官ダニエルは、ひとけのない道に立つ血まみれの男を発見する。追跡して病院にたどり着くと、そこでは患者や病院関係者が怪物に変身しようとしていた。混乱の中、銃を持った男と斧を手にした青年が乱入して怪物を倒す。さらに巨大なナイフを持つ白装束のカルト集団が病院を取り囲む。敵と味方の区別もつかない状態に、ダニエルはとにかく生きている人々を連れて病院から脱出しようとするが……。
【注目ポイント】
・病院で何が起きているのか?
・ダニエル達は病院から脱出出来るのか?
注目ポイントは是非、作品をレンタルして確認して下さい。
★★個人的感想★★
世界観はサイレント、ストーリーはクトゥルー神話、キャラクターと映像は『遊星からの物体X』て感じで色々な作品の世界観を混ぜたようなホラー映画でした。 正直ストーリーは田舎町の病院を舞台にしたカルト集団と保安官の対決するだけの単純ストーリーですが、後半の地獄絵図がグロテスクで良かったです。
地獄世界の様子はグロテスクな映像と悪魔教との戦いが描かれますがCGだけで無く手作り感のあるクリーチャーが懐かしい感じと結構グロテスクな感じで個人的には良かったです。 一般人向けの作品ではありませんが、悪魔教、モンスター、病院ホラーなど盛り沢山のホラーでした。
上映時間が90分と短く前半は謎も多くテンポも早いので見易いですが、後半のストーリーは失速感はありましたが、地獄世界の様な映像は良かったです。
B級ホラー映画好きにはオススメですが特にラヴクラフトの世界とジョンカーペンター監督が好きな人にはメチャオススメで、一般の人にはオススメ出来ない作品でした。
<<作品情報>>
★★ ザ・ヴォイドが観れるVOD★★
(2020/3/8更新情報)
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