出るのも入るのも自由だが逃げる事が出来ない衣食住と快楽が保証され謎の町に住むことになった男を描いたディストピアミステリー映画『人数の町』を観たので紹介。
簡単仕事をするだけで衣食住と快楽をむさぶることができるが黄色いつなぎの人に監視され、町から出来ることができない奇妙な“町”を舞台にしたディストピアミステリー映画。
監督は、「タウンワーク」のCMやMVなどを手がけ、本作が初長編監督作品の荒木伸二監督、主演は『水曜日が消えた』などの中村倫也、石橋静河、立花恵理、山中聡などが共演。
★★ストーリー★★
借金取りに追われた揚げ句に袋たたきにされていた蒼山は、ひげをたくわえて黄色いツナギを着た男に助けられる。男からデュードと呼ばれ、居場所を用意してやると言われた蒼山は、とある町にたどり着く。衣服も食事も住居も保証され、むさぼるようにセックスができるその町での日々を謳歌する蒼山だったが、出入りするのは自由なのにも関わらず、なぜかそこから離れられないことに気づく。町の住人たちとの交流を重ねながら、蒼山はその謎に近づいていく。
【注目ポイント】
・蒼山が体験する運命とは?
・衣食住と快楽が保証された人数の町の実態と謎は?
注目ポイントは是非、劇場で確認して下さい。
★★個人的感想★★
予告では暴力とエロスに満ちた町で起こるディストピアミステリーという触れ込みだったので狂気に満ちたバイオレンスとエロエロなシーンを期待して見に行きましたが、期待したシーンは一つも無く拍子抜けでした。
映画では『人数の町』という題名だけあり「倒産 8235件/年」や「人工中絶 16万8015件/年」という具体的な数字と現在日本がかかえている問題が表示され人数の町と繋がって行きますが、それぞれの問題を深掘りしないため、内容が薄い感じがありました。
設定やキャラクター、町の雰囲気は謎な感じがあり凄く良かったのですが少し内容が薄いかったのと印象に残るシーンが無かったので惜しい感じの作品でしたが、映画ではなく『世にも奇妙な物語』の様なTVドラマなら凄く良かった気はしました。
自分は映画を見るまで知らなかったですがViViのモデルで今回映画初出演の立花恵理がメチャメチャ綺麗な人で立花恵理の水着姿を見るためだけでもこの映画見る価値ありです(笑)
展開が読めないストーリーやキャストが良いので、それなりに楽しめる作品ですが映画館でなくレンタルや動画配信で見ても良いかもて感じはありました。
<<作品情報>>
作品名:人数の町
劇場公開日:2020年9月4日
上映時間:111分
公式HP:https://www.ninzunomachi.jp/
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