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100人斬りの異名を持つ不死身のサムライが大暴れする映画『無限の住人』を観たので紹介。

 

原作は第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した沙村広明の漫画『無限の住人』で、謎の剣客集団に家族を殺された少女が不老不死のサムライを用心棒として雇い剣客集団に復讐する物語。

 

沙村広明の漫画では『おひっこし』が個人的はオススメで、大学生の若さ溢れる熱苦しくてお馬鹿な行動と不器用な恋愛を描いたドタバタコメディで独特な沙村広明ワールド炸裂で面白いです。

 

監督は『悪の教典』『極道大戦争』などバイオレンス系作品が得意な三池崇史監督、主演は『マスカレードホテル』などの木村拓哉、『13人の死にたい子供達』などの杉咲花、福士蒼汰、市原隼人など豪華俳優陣が出演。

100人斬りの異名を持つ万次は、わなによって妹を失い、謎の老人に永遠の命を与えられる。死ぬことのできない無限の体となった今、斬られた傷は自然に治るが、剣術の腕は落ちていた。ある日、孤独な万次の前にあだ討ちを頼みたいという少女・浅野凛が現れる。彼女の願いを聞き入れた万次は、凛と共に剣客集団・逸刀流の首領である天津影久の命を狙う。

 

　・凛は殺された家族の復讐が出来るのか？

　・剣客集団・逸刀流は何者なのか？

 

注目ポイントは是非、作品をレンタルして確認して下さい。

 

漫画とアニメが好きだったので実写版も興味があり鑑賞、見た感想は悪くは無いんですが『ん〜』何か物足りない感じと上映時間が凄く長く感じました。

 

漫画やアニメではじっくりと見せていた敵キャラとのやり取りや闘いを映画だとアッサリと終わらせていて物足りない感じが結構ありました、大作漫画を無理矢理140分の映画に収めたので仕方ないかもですが、特に無骸流と協力して逸刀流の天津影久を探す話は個人的に好きなのですが映画ではアッサリ終了で『え！』て感じで残念でした。

 

キャラクターを演じている役者さんは戸田恵梨香、北村一輝、栗山千明、満島真之介、市川海老蔵などメチャメチャ豪華な俳優が揃ってましたが皆さんの出番が少しで豪華俳優の無駄遣い感がありました、また木村拓哉の万次も悪くは無かったですが、『この人、何時も同じ様な演技だな〜』て言うのが正直な感想でした。(ファンの人に怒られそうですが•••)

 

ラストの大勢の侍VS 万次VS 天津影久の闘いは迫力があり良かったです、映画としては、原作漫画の概要をまとめた感じで物語的に少し弱かったですが、ラストの殺陣はアクションとしは楽しめたので、何も考えないでアクション重視の映画を見たい人にはオススメな作品です。

 

　作品名：無限の住人

　劇場公開日：2017年4月29日

　上映時間：140分

　公式HP: http://wwws.warnerbros.co.jp/mugen/special/sp/backsrory.html