日本への麻薬密輸で麻薬王になった男の実話!『麻薬王』

釜山と日本を舞台に麻薬(ヒロポン)密輸で巨万の富を得た実在の麻薬王を描いた映画『麻薬王』を見たので感想と鑑賞できる動画配信サービス(VOD)を紹介。
 
本作品はNetfilx配信映画で、金細工職人で貴金属密輸の仕事をしていた男が朝鮮で麻薬(ヒロポン)を製造し日本に密輸する麻薬ビジネスに手を出して巨大な富を得るが、次第に自滅する姿を描いた犯罪映画。
 
本作品に登場する麻薬ヒロポンとは、覚醒剤の一つで戦時中に戦闘意欲や作業能力、生産能力を高めため、国が兵士や軍需工場等で働く労働者に服用させていたらしいです。今考えると怖いですね。
 
監督は『インサイダーズ 内部者たち』のウ・ミンホ監督、主演は『殺人の追憶』などに出演し韓国を代表する演技派ベテラン俳優のソン・ガンホ、『クラウド アトラス』のペ・ドゥナ、『建築学概論』のチョ・ジョンソクが共演
 
<ソン・ガンホ出演のオススメ作品>
ソン・ガンホ出演のオススメ作品としては第72回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した注目作品で社会格差をコメディタッチで描いた問題作品で半地下で暮らす貧しい家族が裕福な家庭に少しづつ入り込んでいく過程を描いた社会派コメディ映画『パラサイト 半地下の家族』がメチャメチャ面白いです。
 
 
★★ストーリー★★ 
釜山の金細工職人イ・ドゥサムは、貴金属密輸の仕事を手伝う中で、魅力的な麻薬ビジネスの存在を嗅ぎつける。それは、釜山で高純度の麻薬を製造して日本へ輸出するというものだった。ドゥサムは日本への密輸ルートを牛耳るチェや麻薬製造のスペシャリストであるペク教授らと手を組み、ビジネスを大成功へと導くが……。
 
【注目ポイント】
 ・麻薬ビジネスとは?
 ・イ・ドゥサムの成功と自滅の人生とは
 
注目ポイントは是非、動画配信サイトで確認して下さい。
 
★★個人的感想★★
欲望、金、権力により成功していく姿と悪事で手に入れた金で自滅していく姿が生々しく描かれた作品でした、特に韓国映画やドラマで登場する政治家や有権者の汚職や賄賂の問題も描かれており韓国の裏側を隠すことなく描いた作品になってました。
 
麻薬、暴力、汚職など犯罪ネタがオンパレードの犯罪映画ですが全体的に明るく陽気な作風になっており、扱っている内容は重いテーマなのに作風はコメディタッチで笑える不思議な映画になっており結構見やすい映画でした。
 
本作品の魅力の一つとしては怪優ソン・ガンホの演技力が絶大で映画前半の小物感から麻薬王になった大物の貫禄まで凄いの一言、結構悪い事をしているのに憎めないオジサンて感じです。
 
『グエムル 漢江の怪物』でソン・ガンホの妹役で登場したぺ・デゥナが今作品では愛人役で登場したのが個人的には『ニヤリ』としてしまいました。
 
ハラハラの犯罪ドラマとソン・ガンホの演技が見たい人にオススメな作品です。
 
<<作品情報>>
 作品名:麻薬王
 配信日:2019年2月21日
 上映時間:138分
 

★★ 麻薬王が観れるVOD★★
(2020/1/31更新情報)
 
麻薬王は動画配信サイトNetfilxで視聴可能です。
【Netfilx】