曜日ごとに入れ替わる7つの人格を持った男の少し不思議な映画『水曜日が消えた』を観たので紹介。
映像クリエイターを選出するプロジェクト「映像作家100人 2019」に選ばれた、今注目の吉野耕平監督のオリジナルストーリー映画で、幼い頃の交通事故により、曜日ごとに性格も個性も異なる7人の人格(解離性同一性障害)を持った男が水曜日の人格が突然消えたことにより日常が徐々に恐怖へと変わっていく様子を描いたSF物語。
監督は本作品が初の長編監督作で、MVやCM、短編作『スクラップ スクラッパー』『エンドローラーズ』などで注目される吉野耕平監督、主演は『屍人荘の殺人』『台風家族』などの中村倫也、『架空OL日記』『牙狼 GARO 月虹ノ旅人』などの石橋菜津美、その他に元「乃木坂46」の深川麻衣、きたろう、中島歩、「ゲスの極み乙女。」の休日課長など出演。
★★ストーリー★★
幼少期の交通事故が原因で、曜日ごとに7人の人格が入れ替わる青年は、思考や性格はバラバラだが、各曜日の名前で呼び合いながら平穏な毎日を過ごしていた。その中でも地味な火曜日は、ほかの曜日から家の掃除、荷物の受け取り、通院といった面倒な用事を押し付けられていた。ある日の朝、目を覚ました火曜日が水曜日がいなくなっていることに気づく。火曜日は、見慣れないテレビ番組などに戸惑いながらも水曜日を満喫する。
【注目ポイント】
・青年は何故7つの人格を持つようになったのか?
・水曜日も生活することになった火曜日の運命は?
注目ポイントは是非、劇場で確認して下さい。
★★個人的感想★★
オープニングの子供が事故にあうシーンが幻想的で割れたバックミラーに映る鳥など凄く綺麗な映像で印象的でした。映画は全体的に淡々と話が進んでいく感じで大きな盛り上がりなどは余り無いのですが、映像や1つ1つのシーンや7人が住む家の中の作りなどがお洒落でミュージックビデオを見ているようで映像を見ているだけでも楽しめました。
ストーリーに関しては結末が予測できない展開で少し不思議なSF作品て感じで、それなりに楽しめましたが、正直104分は少し長く感じました、これが「世にも奇妙な物語」の1話とかの上映時間だったら凄く楽しめたと思いますが、映画としては前半は映像やポップな雰囲気が良く、後半はミステリーな展開になって面白かったです。
俳優さんは何人か出演しておりましたが、全編ほとんど中村倫也の一人演技て感じで俳優さんの演技力が重要な作品でしたが、中村倫也の演技力が光っていました。中村倫也のファンは絶対に見た方が良い作品です。
後半のミステリーな展開や中村倫也の演技力など結構見どころ満載で楽しめましたが、正直104分は長い感じはしました。上映時間が60分~80分ぐらいだったら満点の面白さでした。
<<作品情報>>
作品名:水曜日が消えた
劇場公開日:2020年6月19日
上映時間:104分
公式HP:http://wednesday-movie.jp/
★★中村倫也の作品が観れるVOD★★
(2020/7/18更新情報)
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