韓国ノワールアーカイブ - VOD比較とdTVのオススメコンテンツを教えます！

登場するのは悪人だらけ!韓国版アウトレイジの様な映画『アシュラ』を見たので感想と鑑賞できる動画配信サービス(VOD)を紹介。

韓国では青少年観覧不可作品において、公開初週成績歴代NO.1を記録した話題作で日本では2016年に新宿武蔵野館などの単館系映画館で上映された作品で、架空の都市を舞台に悪の限りを尽くす市長とある事情から市長に手を貸す悪徳刑事と市長の犯罪を暴こうとする検事の激しい戦いを描いた韓国ノワール。

監督は『MUSA　武士』などのキム・ソンス監督、主演は『私の頭の中の消しゴム』などのチョン・ウソン、その他にファン・ジョンミン、チュ・ジフン、クァク・ドウォンなど豪華ベテラン俳優陣が共演。

★★ストーリー★★
アンナム市の市長という立場を利用し、利権をむさぼろうと犯罪を繰り返すパク・ソンべ。刑事のハン・ドギョンは、末期ガンに侵された妻の治療費稼ぎを理由にその処理を請け負っていた。市長検挙に燃える検事キム・チャインと検察捜査官ド・チャンハクは、彼を脅迫して捜査への協力を迫る。市長と検事たちの間に立たされたドギョンだが……。

【注目ポイント】
　・利権をむさぶる市長の計画とは？
　・刑事のハンは末期ガンの妻を治すことが出来るのか？

注目ポイントは動画配信サイトで確認して下さい。

★★個人的感想★★
悪の限りを尽くす市長、汚職刑事、一見正義の味方に見えるが実際は保身の為なら他人を売る検事など、救いの無いゲスい悪党キャラクター大集合で韓国版アウトレイジて感じです。全員が自分の事しか考えてない自己中な人物ばかりを集めた映画で内容は冒頭から暴力、暴力と暴力シーンの連続で、ここまで悪人しか登場しないと逆に清々しく面白かったです。

中盤のカーアクションはスピード感と迫力があり良かったですし、ラストの葬儀屋での悪人達が大集合して敵も味方も入り乱れた大乱闘が地獄絵図が凄いの一言で、戦い方が銃撃戦、斧にナイフと何でもありの大乱闘で痛々しく血だらけのバイオレンスが圧巻でした。韓国映画はこうでなくては、て感じの映画です。！

この映画に登場する俳優陣の鬼気迫る演技が凄過ぎなので俳優陣の演技を見るだけでも価値がある作品です。主人公の刑事ハン・ドギョンの話が、ちょっと救いが無く可哀想な感じはありました。

見た後に心が重くなる後味が悪い映画でしたが、映画『アウトレイジ』など血みどろ痛々しいバイオレンス映画が好きな人にはオススメな作品です。個人的には結構好きな作品でしたが一般ウケはしない作品ですね。

<<作品情報>>
　作品名：アシュラ
　公開日：2016年3月4日
　上映時間：133分
　予告：

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★★アシュラが見れるVOD★★
（2020/05/11更新情報）

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ヤクザが経営する賭博場から現金を強奪した若者4人が、ヤクザが雇った殺し屋に狙わるクライム追撃スリラー映画『狩りの時間』を見たので感想と鑑賞できる動画配信サービス(VOD)を紹介。

本作品はNetfixオリジナル映画で、新型コロナウイルスの影響で劇場公開が延期となりNetflixを通じて全世界190ヶ国で公開された韓国映画で、金融崩壊しウォンが紙クズ同然となり、廃墟だらけの街に変わり果てた近未来の韓国で新しい人生のために若者4人がヤクザが経営する賭博場から現金強奪を実行するが、ヤクザが雇った無慈悲な殺し屋に狙わるクライム追撃スリラー映画。

ちなみにアメリカの映画批評サイト「ROTTEN TOMATOES」での評価は83%と映画批評家の評価は結構高い作品ですが、一般の人のネットの感想を見ると余り評価は高くない感じです。

主演は『占い師たち』『怒りの倫理学』などのイ・ジェフン、『新感染ファイナルエイクスプレス』や第92回アカデミー賞で作品賞を受賞した『パラサイト半地下の家族』で主人公の息子を演じ大注目の俳優チェ・ウシク、『小公女』『傷つけない』などのアン・ジェホン、『ザ・キング』『サイコキネシス―念力―』などのパク・ジョンミンが共演。

★★ストーリー★★
刑務所から出所したジュンソクは家族のような友人チャンホとキフン、サンスとともに暗い未来が待ち受ける都市を捨て、はるかかなたの楽園へ旅立つ計画をする。人生の大逆転を目指してヤクザが経営する賭博場から現金強奪を計画するジュンソクたちだが、いつしか恐ろしい殺し屋に狙わる羽目になり…。

【注目ポイント】
　・現金強奪計画は成功するのか？
　・無慈悲な殺し屋に狙われた4人の運命は？

注目ポイントは動画配信サイトで確認して下さい。

★★個人的感想★★
金融崩壊し「ウォン」が紙クズ同然となり「ドル」で市場が動くようになった韓国のディストピアの世界が妙にリアルで廃墟だらけの街や、あっちこっちデモが行われているシーンなどは、現実に起こりそうで見ていて怖くなります。また、仕事も無く働きたくても働けない、真面目に働いても家賃すら払えない絶望的な状況は今の時期見ると映画の世界だけでなく現実でもあり得る話なので映画の世界観だけで怖くなります。

前半はヤクザが経営する賭博場から現金を強奪する泥棒犯罪映画で、妻夫木聡主演、井筒和幸監督の映画『黄金を抱いて翔べ』の様な感じでしたが、本作品は現金強奪計画を立て、武器を調達してから賭博場に強奪に入るまでがテンポよく進みます。また、賭博場に強奪に入ってから逃げるまでのハラハラの緊張感が半端無いです。

後半はヤクザに雇われた殺し屋に狙われる逃亡劇になりますが、この殺し屋がメチャメチャ怖いです。静かに主人公達に近づき攻撃して来るシーンはホラー映画より怖いです。狙った獲物を何があっても冷酷に追いかける感じはターミネーター状態で無敵のターミネーターに若者4人がどのように挑むのか予測できない感じで面白かったです。

正直決して明るい映画ではありませんが、韓国ノワールや若手俳優に興味がある人にはおススメですが、この映画女性は全然出てこないメチャメチャ男臭い映画です。