魔女の疑いをもたれた少女とその家族の恐怖を描いた映画『ウィッチ』を観たので感想と鑑賞できる動画配信サービス(VOD)を紹介。
17世紀のニューイングランドを舞台にした映画で、その時代に有名な魔女事件は、現在のアメリカ合衆国ニューイングランド地方マサチューセッツ州セイラム村で、始まった200名近い村人が魔女として告発され、19名が処刑、1名が拷問中に圧死、2人の乳児を含む5名が獄死したセイラム魔女裁判があり、個人的には映画のネタになったのではと思っています。
本作品は村外れに暮らす家族の赤ん坊が突然、行方不明になるなど不可解な出来事が次々に起き始め、両親は自分の娘が魔女ではないかと疑いはじめます。この作品は宗教や魔女をテーマにした精神的にジワジワ嫌な気分になれるジワジワ系ホラー映画。
監督は本作品が初監督のロバート・エガース監督、家族から魔女の疑いをもたれる娘が役に『スプリット』などのアニヤ・テイラー=ジョイが熱演。
★★ストーリー★★
1630年のアメリカ・ニューイングランド。信仰心のあついキリスト教徒の一家が村外れの森の近くに移り住んでくる。ある日、生後間もない赤ん坊が突如姿を消す。一家に不穏な空気が流れる中、父ウィリアムは、まな娘のトマシンが魔女ではないかと疑い……。
【注目ポイント】
・赤ん坊は何故、突如姿を消したのか?
・娘のトマシンは本当に魔女なのか?
注目ポイントは是非、動画配信サイト(VOD)等で鑑賞して確認して下さい。
★★個人的感想★★
グロテスクな魔女が突然登場する様なビックリ映像は無く、家族に起こる救いのない悲劇と不思議な出来事を見ながらジワジワ来る気持ち悪い恐怖と嫌な気持ちがずっと味わえる精神的ジワジワ系ホラー映画て感じでした。
映画全体をみると森の映像などは凄く綺麗で絵画を一枚一枚見ているような感じになれます、また衣装や小屋などの建物など美術系が洗練されており素晴らしかったです。
キャストに関しては魔女と疑いをかけられた少女役のアニヤ・テイラー=ジョイが可愛いけど、なんとなくエロテックな感じもある不思議な雰囲気の感じが凄く良かったです。
映画のラストが幻想的でエロテックで不気味さもあり個人的には好きな映像美でしたが、見たあとは鬱々とした重苦しい気分になれました。
正直、一般受けする映画ではないですが、アート系ホラーやジワジワ精神的に嫌な気分になれる映画が好きな人にオススメかもでした。
<<作品情報>>
★★ ウィッチが観れるVOD★★
(2019/12/26更新情報)
ウィッチは動画配信サイトdTV,Amazonプライムで視聴可能です。(見放題はありません。)
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