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飲むと5分間だけスーパーパワーを手にする事が出来る薬を描いたアクション映画『プロジェクト・パワー』を見たので感想と鑑賞できる動画配信サービス(VOD)を紹介。

本作品はNetfilx配信のオリジナル映画で、ニューオリンズを舞台に、摂取した者に5分間だけ超人的な能力を与える謎の薬と謎の組織を倒そうとする人達を描いたスペクタクルアクション。

監督は「NERVE ナーヴ　世界で一番危険なゲーム」「パラノーマル・アクティビティ3」「パラノーマル・アクティビティ4」などのヘンリー・ジュースト＆アリエル・シュルマン、主演は「ジャンゴ　繋がれざる者」「ベイビー・ドライバー」などのオスカー俳優ジェイミー・フォックス、「（500）日のサマー」「インセプション」などのジョセフ・ゴードン＝レビットが共演。

★★ストーリー★★
飲めば5分間だけ超人的な能力を得られるものの、副作用で死亡する危険もある薬がアメリカ・ニューオリンズでまん延する。超スピードで移動できる者や全身を炎に包む能力者など薬を服用した特殊能力者が次々と出現し、犯罪に手を染める者も増える中、薬を製造した組織が進める謎の計画が浮上する。警官、傭兵だった男、売人の少女は、ひょんなことから手を組んで街を危険な状態に陥らせる組織に戦いを挑んでいく。

【注目ポイント】
　・薬が製造している組織の本当の目的は？
　・元傭兵の男は何故薬の出所を探っているのか？

注目ポイントは是非、動画配信サイトで確認して下さい。

★★個人的感想★★
薬を飲むと動物の能力が手に入る設定は良かったのですが、手に入った能力のビジュアルや説明が少なく分かり難かったのが残念で、虫の能力を使って火星ゴキブリと戦う日本の漫画「テラフォーマーズ」に設定が似ている感じはありましたが、「テラフォーマーズ」の方が能力のビジュアルや説明は分かり易いです。「テラフォーマーズ」と「X-MEN」の設定の良い所を取ったような作品でした。

映画としては薬を飲むと誰でも動物の能力が手に入る設定や謎の犯罪組織との対決、正義感が強いがはみ出し者の刑事と謎の元傭兵との即席コンビなど中二病感満載の設定と単純ストーリーとド派手なアクション映像で普通に楽しめました。

ジェイミー・フォックスが演じる傭兵とジョセフ・ゴードン＝レビットが演じる刑事の2人のキャラクターは良かったのですが、ラップが得意で薬を売る黒人少女のキャラクターが何故必要だったのか分からなかったです、キャラ設定も個人的には余り好きになれなかったので傭兵と刑事のバディ映画して欲しかった感じはありました。

映画の設定的には特殊能力、SF、アメコミなどの良い所を組み合わせた感じで、単純ストーリーなので余り考えないで気軽に鑑賞して楽しめる作品でした。アメコミや派手なアクションが好きな人にはオススメの映画です。