構想30年、頓挫9回の呪われた映画がついに完成！映画『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』を観たので紹介。
構想から30年、頓挫9回の映画史最大の開発地獄に陥った作品で洪水でセットや器材が破壊されたり、役者が病気で降板したり、制作用の保険取得に問題が発生したりと幾度も問題が発生し一生完成しないのではと言われていた作品がついに完成、当初はジョニー・デップが出演予定でしたが、最終的にはアダムドライバーが出演、自らをドン・キホーテと信じる老人と若手映画監督の奇妙な旅路を描いた喜劇。
監督は『未来世紀ブラジル』『12モンキーズ』など独特な世界観が人気の鬼才テリー・ギリアム、主演は『スター・ウォーズ』シリーズのカイロレンなどのアダム・ドライバー、Netflix映画『2人のローマ教皇』のジョナサン・プライス、ステラン・スカルスガルド、オルガ・キュリレンコらが共演。
★★ストーリー★★
仕事の意欲を失ったCM監督のトビーは、スペインの田舎で撮影をしていた際、学生時代に自分が撮った映画『ドン・キホーテを殺した男』のDVDを持つ男と出会う。舞台となった村を訪れたトビーは、かつて主役に抜てきした靴職人の老人ハビエルと再会する。自分を本物の騎士だと信じる老人は、トビーを従者のサンチョだと思い込み、強引にトビーを連れて冒険の旅へと繰り出す。
【注目ポイント】
・昔撮影した村で何があったのか？
・老人と旅に出たトビーの運命は？
注目ポイントは是非、劇場で確認して下さい。
★★個人的感想★★
何年も前から公開されると噂され幾度もの不運により何度も撮影中止(あまりにも中止が多い為、『ドンキホーテを殺した男』の製作プロジェクトが暗礁に乗り上げた顛末を描いたドキュメンタリー映画が出来たぐらいです。)になった伝説的映画が遂に日本公開されたので見に行って来ました。
映画を観た感想は鬼才テリー・ギリアムの世界観が爆破した現実と妄想が絶妙な配分でミックスされた摩訶不思議な大人向けファンタジー喜劇て感じで正直テリー・ギリアム作品を見た事が無い人には厳しい感じの作品でした。
ストーリーだけで無く、現実の映像と空想の映像が混ざった世界観が先の読めない不思議な感じで観客も今、現実の世界なのか空想の世界か分からなくなる映画でした。
主演に関しては最近色々な作品で活躍しているアダムドライバーやベテラン俳優のジョナサン・プライスなど演技派俳優が多く安定の演技で安心して見れました、個人的には村の酒場の娘役の女優さんが可愛くてメチャ気になりました。
テリー・ギリアム作品や摩訶不思議な喜劇映画が好きな人にオススメな作品です。
<<作品情報>>
作品名：テリー・ギリアムのドン・キホーテ
劇場公開日：2020年1月24日
上映時間：133分
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★★ テリー・ギリアムの作品が観れるVOD★★
（2020/1/27更新情報）
テリー・ギリアムの作品12モンキーズは動画配信サイトdTVで視聴可能です。
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