2019年5月10日に劇場公開された戦争サバイバルアクションホラー映画『オーヴァーロード』を見たので紹介。
「スター・ウォーズ」「クローバーフィールド」シリーズなどを手がけたJ・J・エイブラムスがプロデューサーを務めた作品は映画の前半はノルマンディー上陸作戦を描いた戦争映画ですが後半からナチスの恐怖の人体実験を阻止するホラー映画になる変わった作品でした。
★★ストーリー★★
ノルマンディー上陸作戦に先立って、ナチス占領下のフランスへと投下したアメリカ空挺師団、戦闘を潜り抜け生き延びた兵士たちは、とある村の電波塔を破壊する任務の為、ナチスの要塞と化した教会の塔にたどり着くが、そこでナチスの科学者による人体実験を目にする事になる。
【注目ポイント】
・ナチスの人体実験とは?何を実験しているのか?
・アメリカ空挺師団は電波塔破壊と人体実験を阻止できるのか?
上記の注目ポイントは是非、劇場で見て確認して欲しいです。
★★個人的感想★★
個人的には大好きなジャンルでアメリカ空挺師団VSナチスの人体実験兵士て設定だけでワクワクしますが、鑑賞後も大満足の映画でした。
映画のストーリーを簡単に説明するとアメリカ空挺師団がナチスの人体実験兵士と戦うB級映画て感じに思いますが、実際に映画を見た感想は大作戦争ホラー映画でスケールの大きな映画でした。
オープニングのノルマンディー上陸作戦はスティーヴン・スピルバーグ監督の名作映画『プライベート・ライアン』に負けない迫力の映像で自分が戦場に投げ込まれたような錯覚が味わえます。
『プライベート・ライアン』では船から陸へ戦火の中を移動する映像が凄かったですが、『オーヴァーロード』では輸送機からパラシュートで降下するのですが、陸からガンガン銃撃され逃げ場がない飛行機の中バタバタ人が倒れたり、輸送機が次から次へと大破、墜落するシーンが大迫力の映像で映し出され圧巻でした。
映画中盤からは教会にある電波塔を破壊するミッション映画になるのですが、段々と戦争映画っぽい雰囲気が消え、戦争映画からナチスの人体実験がメインのホラー映画に変更!
まるで、ロバート・ロドリゲス監督の『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(犯罪映画からホラー映画に内容が展開)の様な1つの映画で2つのジャンルが味わえるお得な映画でした。
正直一般受けはしない映画でしたが個人的には大好きな映画でした、B級ホラー、ゾンビ、戦争映画好きにはオススメです。
<<作品情報>>
作品名:オーヴァーロード
劇場公開日:2019年5月10日
上映時間:110分
公式HP:https://overlordmovie.jp/
★★オーヴァーロード関連作品が見れるVOD★★
(2019/5/13更新情報)
戦争映画繋がりで是非見て欲しい映画がとしてはスティーヴン・スピルバーグ監督の映画『プライベート・ライアン』で、内容は落下傘兵ライアン二等兵を戦場から救出するだけの単純ストーリーですが、冒頭のノルマンディ上陸作戦の激戦は圧巻の一言で是非見て欲しい作品です。
ジャンルが変わる映画としてはロバート・ロドリゲス監督の『フロム・ダスク・ティル・ドーン』で、若い頃のジョージ・クルーニーと凶暴で変態役のクエンティン・タランティーノを見る事ができます。映画前半は犯罪劇で映画後半は怪物と対決するホラーに一変するオススメ作品です。
『オーヴァーロード』プロデューサーのJ・J・エイブラムスが手掛けたB級グロテスク作品として『クローバーフィールド』シリーズをオススメします。
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【U-NEXT】
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