強盗団が迷い込んだ村は人食い魔女が暮らす村だった!人食い魔女と人間たちの壮絶な戦いを描いた映画『スガラムルディの魔女』を見たので感想と鑑賞できる動画配信サービス(VOD)を紹介。
「魔女の集会」と呼ばれる祭礼が行われるバスク地方のナバラ州スガラムルディに残る魔女伝説をテーマにしたスペイン発のコメディホラーで、本作品はスペインのアカデミー賞といわれるゴヤ賞（第28回）で8部門受賞しており、日本では2014年にスペイン＆ラテンアメリカ映画の祭典「ラテンビート映画祭 」で上映された作品。
監督は『気狂いピエロの決闘』『刺さった男』などのスペインの鬼才アレックス・デ・ラ・イグレシア監督、主演は『ネスト』『ゲット・アライブ』などのウーゴ・シルバ、『クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的』『チリ33人 希望の軌跡』などのマリオ・カサスが出演。
★★ストーリー★★
イエス・キリストや兵士といった格好をし、コスプレ大道芸人に成り済まし強盗計画を実行したホセとその仲間は、白昼のマドリードで宝飾品店の襲撃に成功する。通りかかったタクシーの運転手を脅して逃走を企てたホセ達だが、追ってくるパトカーを巻こうとして道に迷ってしまい、かつて魔女が火あぶりにされたという伝説の残るスガラムルディの村にたどり着く。村には人間の肉を常食とし、人間社会の転覆を目論む魔女たちがおり、ホセ達を追ってきた刑事達も交え、魔女と人間の壮絶な戦いが始まる。
【注目ポイント】
・恐ろしい魔女の生態は？
・強盗団のホセ達は魔女から逃げる事ができるのか？
注目ポイントは動画配信サイトで確認して下さい。
★★個人的感想★★
予告編や前半の強盗シーンから怪しい雰囲気が漂う魔女の村へ入るまでは、コメディ要素が強めでしたがテンポも良く結構楽しめましたが、後半からは、やり過ぎ感が満載で「ついてこれる奴だけついてこいッ！！」状態で正直微妙な感じでした。全体的な感想としては内容も映画の雰囲気もB級ホラーコメディて感じでテレビ東京の「午後のロードショー」で放映されているイメージでした。映画鑑賞して個人的に思ったのは下品な笑いが多い感じがありました。
本作品を見て思ったのが、前半は強盗がメインのクライムサスペンスで後半は、ヴァンパイア軍団と戦うパニック・ホラー映画になるロバート・ロドリゲス監督の傑作映画『フロム・ダスク・ティル・ドーン』に展開は似てる感じがしました。
正直『フロム・ダスク・ティル・ドーン』の方が数倍面白いですが、主役もジョージ・クルーニーでメチャかっこ良いです。
『スガラムルディの魔女』は『フロム・ダスク・ティル・ドーン』にコメディ要素を強くした劣化版映画て感じでした。
映画の内容としては、銀行強盗を働いた男達が魔女の村に迷い込んで魔女から逃げ回る単純ストーリーでストーリーに捻りはあまりないですが、キャラクターや映画の進み方が、ヘンテコ、奇妙キテレツで意味不明な不思議な映画が好きな人はハマるかもですが、自分は駄目でした。
不思議な世界観と独特な笑いが楽しめるホラーコメディ映画で個性的な映画が好きな人にはオススメの映画です。
<<作品情報>>
作品名：スガラムルディの魔女
公開日：2014年11月22日
上映時間：114分
予告：
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★★スガラムルディの魔女が見れるVOD★★
（2020/04/15更新情報）
スガラムルディの魔女は動画配信サイトのNetfilxで視聴可能です。
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